先日、大学の同窓会でした。


同窓会といっても、

ゼミで中の良かったメンバーと教授で、

6人ほどで集まって飲んだだけです。


そんな大学の同窓会で、

「天職の種」を持つ男を見つけました。



彼の話を紹介することは、

きっとやりたいこととはどんなことかを、

みなさんに伝えられると思います。



今回は、『「教職」の天職心理学』です。




□やりたいことは消えない!


先日の大学のゼミの同窓会。


中の良かったメンバーと教授で、

日程の合う人だけが集まりました。


同窓会といっても6人程度。

ほんのささやかな飲み会です。


その飲み会に参加していた、

ある友人の話です。



この同窓会はだいたい年一回あるのですが、

数年前の彼は大学時代のバイト先に、

そのまま就職して働いていました。


そのころの彼は言いました。


「今の会社はやってられへんで…。


 経営方針は客のことなんか考えてへんし、

 上司は従業員のことなんて考えてへん。


 おまけにバイト連中は遊び半分や。

 あんな会社そのうちつぶれるで…。」


その年の同窓会、

彼はほぼ、仕事の愚痴だけでした。


彼の仕事は本当に大変なんだなと、

そのとき思ったのを今でも覚えています。



でも、今年の彼は違います。


僕は自分の本が、

もうすぐ発売になることを、

報告させてもらったときのこと。


「3年位前からカウンセラーをしてて、

 ずっとメルマガとブログ書いてるねんけど、

 それが今度、本になって発売されんねん。」


「へ~、すごな!なんてタイトルなん?」


「『いまの仕事で本当に幸せになれますか?』、

 っていうタイトルやねん。」


「そのタイトルは読みたくなるな~。

 まあ、いま俺は仕事に完全に満足してるけどな。」



彼はバイトから社員になった、

あるファーストフード店を辞めて、

ある予備校で受験生の指導や相談の、

業務についているそうです。


ときには教壇に立って、

教えることもあるそうです。


そしてなんと、

受験を控えた予備校生のための、

講演活動も仕事のうちなのだとか。


学生にいろんなことを教える、

そんな今の仕事が大好きだそうです。



偶然、一緒にいるときに、

彼の上司からメールが来ました。

そのメールを見て一言。


「俺、今度から、

 国語教えるみたいやわ。」


そのうれしそうな笑顔は、

仕事の充実を物語っていました。




帰りの電車、

二人になったときに、

彼はいいました。


「最初の会社に入ったんは、

 ほんまに気の迷いやったわ。

 
 紆余曲折あってうちの学部にきたけど、 

 俺、ほんまは教育学部に行きたかってん。」


なるほど、納得。

彼はもともと教育に関することが、

好きだったのです。


それなら今の、

学生にいろんなことを教える仕事が、

充実しているのも納得です。



好きなことを、

仕事にしたほうががんばれる。

そんなことは子供でも知ってます。


そしてそのことを証明する理論は、

本当にたくさんあります。



心理学的には、

お金や名誉などの外発的動機付けより、

自分からやりたいと思ってはじめる、

内発的動機付けのほうが長期的な効果がある、

というのが有名です。


また、成功者の研究で有名な、

アブラハム・マズローの、

自己実現欲求などもそうでしょう。



脳科学から考えると、

僕たちのやる気というものは、

脳の中の側座核というところに、

支配されていています。



そしてこの側座核は、

好き嫌いをコントロールする、

偏桃核に支配されいます。


つまり、「やる気の脳」は、

「好き嫌いの脳」に支配されているのです。



でも、そんなものは、

単なる理論に過ぎません。



別れ際、

さようならを言う一瞬前のタイミング、

彼は電車の中で言いました。



「親に金借りてでも、

 もう一回、大学行って、

 教職とろうかなと思てんねん。」


僕はいいます。


「そら、絶対に取ったほうがええで。」


彼はほんの少し不安げに、

でも心の底の本音を語ってくれたのが、

僕には良く伝わってきました。


今まで見せたことのない、

いい男の目をしています。


だからこそ僕は、

なにも意見を言うことなく、

ただ彼の考えを支持しました。



すると彼は、


「…ありがとう。参考になったわ。」


そういって、

うれしそうに手を振りました。



好きなことだからがんばれる。

そんなことは心理学の理論や理屈だけで、

語れるものではありません。


だって、

好きなことだからがんばれるなんて、

小学生だって知っていることだけど、

それを実行するのは、

とても勇気の要ることです。



でも僕は、

「俺、今度から、

 国語教えるみたいやわ。」

そう言って笑う彼の顔を見た時、


一歩踏み出す勇気の向こうにしか、

納得できる人生はないのだと、

改めて気づかされました。



あなたもそろそろ、

好きなことに目を向けてみませんか?



それとも、


「いまさら好きなことなんて、

 仕事に出来るはずがない…。」


そう思って居酒屋でグチをいいますか?



あなたにとってどちらが幸せか、

考えるまでもありませんね。




□好きなことに目を向けたいけど、

まずやりたいことがわからない?

そんな方はやりたいことを見つけるための、

自己カウンセリングプログラムをどうぞ!








今回のポイント

★幸せは一歩踏み出す勇気の向こうにしかない。

★好きなことに目を向けませんか?

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■ 編集後記

ケンドーコバヤシお勧めの、

ラーメン屋に行きました。

予想以上においしかったです(^_^)

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