こんにちは。
カウンセラーの中越です。
天才心理学者のアドラー。
彼がある子供にしたアドバイス。
このアドラーのアドバイスが、
やりたいことがわからない悩みにも、
とても大きなヒントになります。
その子供は、
どんなことに悩んでいたのか？
天才心理学者アドラーは、
彼にどんなアドバイスをしたのか？
というわけで今回は、
「水泳」の天職心理学です。
□最初は誰だってできない！
天才心理学者アドラーは、
自分は何もできないと信じている、
ロバートという１１歳の少年に、
こんなアドバイスをしたそうです。
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「水泳を習ったことある？」
「あるよ」
「最初は難しかったことを
覚えてないかい？
今みたいに
上手に泳げるようになるには、
きっと時間がかかったと思うよ。
何をしても最初は難しい。
でもしばらくすれば、
うまくできるようになる。
君は泳げるのだから、
読んだり計算することも
できるようになると思うよ。
でも我慢しなくては。
いつもお母さんが
何でも君のためにしてくれると
期待してはいけない。
私は君ができると確信しているよ。
他の人が君より上手だからといって
心配することはない。」
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※『不幸の心理幸福の哲学』岸見一郎より
「アートを仕事にしたい…」
「職人さんにあこがれる…」
「セラピストになりたい…」
「独立して働いてみたい…」
やりたいことというのは、
誰にとってもほとんどの場合、
「そんな夢みたいなこと、
自分なんかにできるわけがない」
そうことが多いでしょう。
でも、僕たちは赤ちゃんのとき、
トイレすら一人で行けませんでした。
一人で歯も磨けなかったし、
もちろん読み書きも出来ません。
トイレや歯磨き、
文字を読み書きすることさえ、
僕たちにはすごく難しかった。
でも、今の僕たちには、
トイレも歯磨きは当然のこと、
このブログを読むのも簡単。
もう忘れてしまっているけども、
トイレも歯磨きも読み書きも、
とても時間をかけて習得したのです。
赤ちゃんのとき難しかったことが、
今ではごく簡単にできるのです。
やりたいことを仕事にすることにも、
全く同じことがいえるでしょう。
やりたいことを仕事にすることは、
とても難しいことに感じる。
自分なんかには、
とても出来ないことに感じる。
でも、時間をかけて、
少しずつ努力していくことで、
だんだん出来るようになる。
その過程の中では、
我慢しなきゃいけないこと、
踏ん張らなきゃいけないこともある。
そして夢が叶ったとき、
そのとき初めて、
「昔はあんなに難しく感じたことを、
今では当たり前のようにやっている」
成長している自分に気づくのです。
今は出来ないと思っていいのです。
ゆっくりと時間をかけていいのです。
他の人より下手でもいいのです。
最初からあきらめないで、
やりたいことを仕事にするために、
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今回のポイント
★最初は何事も難しく感じて当然！
★下手でいいから一歩踏み出そう！
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■ 編集後記
今回の記事と関係することですが、
僕はこのブログを始めるまで、
文章なんて書いたことありませんでした。
文章なんてほめられたことないし、
最初は人に読まれることが、
すっごく怖かったのです。
ただ、何か書いて発信しないと、
永遠に相談者は増えないし、
自分の思いも伝えられません。
それで試行錯誤しながら、
ずっと続けてきました。
それでもしばらく書き続けた今、
出版やコラムの依頼など、
文章の仕事が来るようになりました。
やりつづければ、
いつか上手くなっていく。
それは本当だと思います。
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