こんにちは。
カウンセラーの中越です。
実は僕、2年ほど前から、
1年ほど空手道場に通いました。
「なぜカウンセラーが空手?」、
と思われるかもしれません。
でも、僕が空手をやることは、
やりたいこと探しにおいて、
とても大きなヒントになります。
さて、
なぜカウンセラーが空手なのか?
なぜそれが天職のヒントなのか?
というわけで今回は、
「空手」の天職心理学です。
□生きている実感!!!
実は僕、2年ほど前に、
1年間ほどでしたが、
空手を習っていました。
僕はどちらかと言えば運動音痴。
色白で線が細いタイプです。
ケンカなんてもってのほかです。
そんな僕が空手をやる。
そこにはちょっと、
きっかけがありました。
カンセラーの仕事って、
本当に体を動かさないので、
ちょっと体調を崩したのです。
ひどい肩こりからくる頭痛と、
体のだるさが続いていました。
そこで何か運動せねばと思い、
昔の会社の先輩に相談しました。
ジムでも紹介して欲しかったのですが、
先輩の言った言葉は、
「じゃあ、
俺が行ってる空手道場くる?」
「え?いや、空手はちょっと…」
「大丈夫やって。
うちの道場少人数やし、
先生もめっちゃやさしいで。
不安やったら俺も一緒に行くで。」
「いや~、、、う~ん…。
でも、僕、自営業なんで、
怪我できないし…」
そのとき僕は、
「空手は遠慮しときます」、
と言おうとしていたのです。
でも、そのときふと気づきました。
「スポーツをやってみたい気持ちは、
昔から僕の中にずっとどこかにある。
特に格闘技にあこがれる気持ちは、
本当は学生の頃からずっとある。
でも、自分は運動音痴だし、
スポーツすらほとんどしたことない。
それがいきなり格闘技?!
ましてや空手なんて、
みんな子供のときからはじめるもの。
こんな年からはじめられない。
30歳手前で子供に交じってやるなんて、
なんか恥ずかしいじゃないか…。
今さら空手なんて無理に決まってる。」
そう思って、
やりたいことから逃げている、
そんな自分に気づいたのです。
逃げてる自分に気がついて、
僕は考えました。
「いや、これでいいんだろうか?
確かに空手をやらなくても、
ほかにスポーツはあるし、
ジムでも行けばいい。
でも、本当は自分は、
空手をやってみたい気持ちがある。
恥ずかしいけどそれが正直な気持ち。
運動音痴で不安な気持ちがあるから、
空手をやることから逃げている。
恥ずかしいけどそれも正直な気持ち。
もし僕が、
ここで空手をやらなかったら…。
もうきっと一生やらないだろうし、
そしたら死ぬときに後悔すると思う。
僕はいつも相談者さんや、
メルマガやブログの読者さんに、
不安でも一歩踏み出すことを勧めている。
その僕が不安だからといって、
ここでやめていいんだろうか?
そもそも僕は、
カウンセラーになること以外で、
不安な一歩を踏み出しただろうか?
・・・僕は、ずいぶんと長い間、
不安な一歩を踏み出していない。
このままここで、
空手から逃げていいんだろうか?」
僕は一瞬のうちに、
そういうことを考えました。
考えたと言うより感じたのです。
「先輩・・・、やっぱり、
今度、僕も一緒に、
道場に行っていいですか…?」
不安で顔が強ばりながら、
そういいました。
道場に入る前から、
めちゃくちゃドキドキしました。
「やっぱり帰ろうかな…」。
何度かそう思いました。
でも、なんとか不安ながらも、
先輩に連れられ行ってみました。
そこでその日体験することは、
すべてが初めてのこと、
ましてや自分の苦手なこと。
30手前の男が、
不安な気持ちでいっぱいです。
初めてのミット打ち。
初めての空手の胴着。
初めてのサンドバッグ。
初めての組み手。
初めての「押忍!」
そして初めて出会う空手家たち。
全部初めてでドキドキです。
緊張してうまく体が動きません。
うまく挨拶も出来ません。
でも、そこには、
強烈な新鮮さがありました。
体の皮がむけて、真新しい皮膚に、
息を吹きかけられたような、
すごく強烈で激しい新鮮さでした。
ヒリヒリするほどの新鮮さです。
体の神経がすべて目を覚まします。
まさに「生きている!」、
それを強く感じさせる強烈な新鮮さ。
命が満たされるほどの新鮮さです。
イキイキとしているというのは、
こういうことかと思いました。
そういえば、
カウンセリングの勉強を始めた時も、
この強い新鮮さを感じてました。
やってみると意外なことに、
不安に思っていた問題は、
どれも取り越し苦労でした。
子供に交じることはなく、
ちゃんと大人だけの部でした(笑)
「中越さん、体やわらかいね。」
「おお!ええパンチや!
中越さん、上達早いわ。」
30歳手前になって、
こんなちょっとしたほめ言葉で、
一日中うれしくなりました。
もう一つ意外だったのは、
50代になって空手を始めた人が、
二人もいてたことです。
その人たちも僕と同じように、
本当はずっと憧れてたけど、
不安だったのかもしれません。
結局、道場の移転と、
僕の仕事が忙しくなり、
一年ほどで辞めました。
でも、不安な中、一歩踏み出し、
空手をやったという経験は、
僕の人生にとって大きな宝物です。
これで死ぬ時に、
後悔しないですみます。
やりたいことを見つけられる人は、
やってみたいけど不安なこと。
そういうことに、
一歩、踏み出せる人です。
「不安なことに一歩踏み出す」。
その人生に対する積極的な態度が、
やりたいことを見つけるために、
もっとも必要なことなのです。
今のままの生き方では、
永遠にやりたいことは見つからない。
自分から一歩、踏み出さないことには、
永遠にやりたいことは見つからない。
それは一つの真実でしょう。
やってみたいと思う。
でも、不安でやってないこと。
あなたにもあるんじゃないですか?
□30日で天職を見つけるための□
□自己カウンセリングプログラム□
一歩、踏み出したいけども、
何をやりたいのかよくわからない??
そんな方はこちらへどうぞ!
今回のポイント
★不安だからやっていないことは?
★一歩、踏み出さなきゃ変わらない!
★このブログを毎週読みたい方への朗報!!
天職を見つけるための5日間無料メールセミナーに登録していただくと、
このブログの記事が、毎週あなたのメールBOXに届きます。
天職を見つけるための5日間無料メールセミナーはこちらをクリック!
★本気で天職・やりたいことを見つけたい方は今すぐこちらへ!
■カウンセラー中越の著書はamazonで!
『いまの仕事で本当に幸せになれますか』
『なぜあの人は楽しそうに働くのか』
===========================
■ 編集後記
この空手の話、
恥ずかしいので封印してたのですが、
やっぱり書いてしまいました(^_^;
===========================