こんにちは。
カウンセラーの中越です。
仕事にやりがいがない時、
働くことはとても苦痛に感じます。
でも、仕事にやりがいがある時、
その仕事をしていることは、
人間に大きな希望を与えます。
そのことをうまく教えてくれる、
ある昔話があるので、
ちょっと紹介したいと思います。
というわけで今回は、
「拷問」の天職心理学です。
□やりがいのない仕事は拷問!!
人間、どんな人でも、
やりがいのない仕事というのは、
本当に苦痛に感じます。
それを例えたお話が、
ギリシャ神話の中に出てきます。
シーシュポスという男が、
ある罪を犯し神に罰を与えられます。
その罰というのは、
大きな岩を山の頂上まで運ぶこと。
ところが・・・・・・
山の頂上は急な坂道になっていて、
せっかく運んだ大きな岩は、
すべて下まで転げ落ちてしまいます。
そして、また、
一から大きな岩を、
運ばなければなりません。
岩を頂上に運んでは、
また岩は落ちて、また運ぶ…。
延々とこれの繰り返し。
男が岩を運んでも、
何の意味もありません。
これでは、
がんばって岩を運んでも、
何のやりがいもありません。
その何のやりがいもない労働を、
延々と続けるという罰なのです。
やりがいのない労働は、
拷問のように苦痛である。
それをこの物語は、
教えてくれているのだと思います。
さて、この拷問の話、
僕がサラリーマンの時を思い出すと、
とてもよくわかる気がします。
当時やっていた営業の仕事は、
僕にとってやりがいがなく、
この罰と同じように苦痛でした。
誰かの役に立ってる実感もなく、
ただ売上げを上げろといわれて、
苦痛な仕事を延々とやり続ける…。
確かにお給料はもらえるけども、
いったい何のために、
こんな辛い仕事をしてるんだろう…。
そう思ってしまうと、
本当に苦痛で仕方ありませんでした。
上司や先輩にに相談してみても、
「今の仕事にやりがいがない?
なにを甘いことを言ってるんだ!
仕事なんて辛くて当然だろ!
やりがいなんてもんはな、
ずっと長く続けているうちに、
そのうち出てくるもんなんだよ!
それにやりがいなんてなくっても、
食ってくために働くんだよ!!」
眉間にシワを寄せて、
そんな言葉が返ってくるだけ。
でも、僕にはどうしても、
その仕事を長く続けることで、
やりがいが出ると思えませんでした。
でも、カウンセラーを目指してから、
まだ食べていけなかった時期でも、
やりがいを感じなかったことは、
たったの一回もありません。
いや、やりがいがあったからこそ、
この仕事に希望を持つことができ、
食べていけない時期を乗り越えた。
いま振り返ってみると、
やりがいが希望になっていた。
本当にそう思います。
まだ僕が食べていけずに、
ボランティア程度でやってた頃、
「今はまだお金にならないし、
もしかしたら一生かかっても、
副業どまりかもしれない。
でも、僕が死ぬまでに、
僕のカウンセリングを通じて、
誰かたった一人でもいいから、
幸せに働くようになってくれたら…。
それだけで十分に、
この仕事はやる価値がある」
そう思って取り組んでいたこと、
今でもたまに思い出します。
仕事というのは、
やりがいがあるかどうかで、
拷問にもなれば希望にもなるのです。
そして僕たちは、
一生、働かなければならない。
どうせやるならば、
拷問ではなく希望のある仕事。
そんな働き方をしてほしい。
さて、
あなたは今の仕事に、
希望を持っていますか?
それとも今の仕事は、
拷問ですか?
もしこの先もずっと、
拷問が続くと思うのであれば…
一度ゆっくりと時間を取って、
仕事について考えたほうが、
いいかもしれませんね。
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今回のポイント
★やりがいのない仕事は拷問だ!!
★やりがいという希望が人を強くする!!
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■ 編集後記
最近、運動不足のせいか、
また肩こりがひどくなりました。
ジョギングなどをしてた時は、
肩こり治っていたのに…。
かなり涼しくなってきたし、
また少し走ろうかな~。
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