こんにちは。
カウンセラーの中越です。
天職を見つけたい。
やりたいことを仕事にしたい。
そういう人にとって、
とても重要な能力があります。
それは仕事だけではなく、
豊かに生きていくためにも、
とても重要な能力です。
今回はその能力について、
お話ししたいと思います。
これは一部の人にとっては、
とても耳が痛い話であり、
気分を害するかもしれません。
でも、それだけ、
本当に重要な話です。
なので、覚悟のある方だけ、
続きを読んでください。
また、今回は、
ちょっと長いです。
時間のある時に、
ゆっくり読んでくださいね。
というわけで今回は、
「波風」の天職心理学です。
□ときには波風を立てろ!!
天職を見つけるために、
どうしても必要な能力。
それは、
「波風を立てる力」です。
この言葉がよくつかわれるのは、
「不要な波風を立てるな」など、
トラブルを回避する言葉です。
ですが、僕が言いたいのは、
トラブル回避ではありません。
むしろ、
「波風を立てろ!!」、
そういいたいのです。
「波風を立てろ!!」なんて、
ちょっと穏やかでない言葉です。
それでも、
波風を立てる能力は、
非常に重用な能力です。
なぜなら、普段、
僕がカウンセリングをしていて、
いつも気になることがあるのです。
それは、
「天職が見つからない…」
「やりたいことがわからない…」
そういう悩みを持つ人は、
大人しくて真面目で、
協調性のある人が多いです。
「上司や親の言うことをよく聞く」
「周りの空気をちゃんと読む」
「不必要なトラブルを起こさない」
いわゆる、大人しくていい人。
そういうタイプの人が多いです。
話を聴いてみると、
そのほとんどの人たちが、
「子供のころから大人しく、
真面目ないい子だった」
とおっしゃいます。
いや、
いい子、いい人であることを、
悪いと言うのではありません。
実は僕自身も、
学生時代、社会人になりたてのころ、
「いい子」で「いい人」でした。
正直、学生時代は、
「いい子」で過ごしていても、
何も問題はありませんでした。
でも、社会人になっても、
「いい子」を続けることは、
問題がありました。
大人しくて真面目ゆえに、
上司や先輩にいいように扱われる。
納得できない横暴があっても、
反論することができない。
会社の空気にあわせるので、
嫌なことも無理して我慢。
しばらくは我慢できても、
そんな我慢はずっと続きません。
「いい子」であっても、
所詮は人間です。
我慢の限界のときがくる。
結局、僕は、
自分の意見をいえず、
悔しい思いのまま退職しました。
もしかすると僕は、
自分の身や自分の立場を、
自分自身で守れなかった。
それが一番、
悔しかったのかもしれません。
学生時代は「いい子」でよくても、
いざ社会に出てみると、
そういう現実があったのです。
三人兄弟の末っ子。
姉二人に囲まれて育った僕。
気がついた時には、
大人しい「いい子」でした。
社会に出るまで、20年以上、
「いい子」でやってきたのですから、
社会人になってすぐ変われません。
僕はそんな器用な人間では、
なかったのです。
「上司や親の言うことをよく聞く」
それはある意味では、
「自分の意見をいえない」、
のかもしれません。
「周りの空気をちゃんと読む」
それはもしかすると、
「人の顔色ばかりを見ている」、
だけなのかもしれません。
「不必要なトラブルを起こさない」
それは誰かと意見が対立してでも、
ちゃんと自分の身を守ることから、
逃げているのかもしれません。
少なくとも僕自身は、
「自分の意見を抑え込んで」
「人の顔色を見て立ち回り」
「自分を守る主張もしない」
そういう情けない弱さを、
持っていたように思います。
誤解のないように、
もう一度言っておきます。
「いい子」や「いい人」は、
決して悪いことではありません。
大抵の場合、それは、
真面目で協調性があり、
無駄なトラブルも起こさない。
環境の良い職場では、
優れた性質として評価されます。
ですが、
「いい子」が評価されるのは、
良い上司、良い同僚に恵まれたとき。
正直、それは、
滅多にない幸運でしょう。
そんな職場環境を、
いつも期待するのは無理がある。
難しい職場環境で働くときは、
大人しく勤勉な「いい子」は、
いいように使われてしまう。
その真面目さゆえに我慢して、
優しさゆえに反発できず、
強くストレスをためていきます。
納得いかない仕事にも、
理不尽な対応や横暴さにも、
ぐっと我慢し続けてしまいます。
でも、「いい子」だって人間。
我慢には限界があります。
多くの場合は、
悔しい思いを残して、
退職していきます。
なかには心身を壊して、
退職していく人もいます。
「なにかがおかしい!!
これではあんまりだ!!!」
僕はそう憤りを感じます。
ですが、もしかすると、
「いい子」な僕達の方にも、
問題があるのかもしれません。
だって、
考えてみてください。
まわりの空気を読みすぎて、
トラブルを恐れてしまい、
自分の意見を何も言わない。
これでは自分を守れないのも、
当然なのかもしれません。
だから、必要なのは、
「波風を立てる力」なのです!!
ときに波風を立ててでも、
自分の意見を大事にして発言し、
思い切って自分の感情を出す。
そのせいで、もしかすると、
丸く収まらないかもしれない。
何か問題になるかもしれない。
でも、大切な時には、
自分の意見を強く主張しなければ、
自分を守ることができない。
人と意見が対立しても、
時にはトラブルになっても、
まわりの空気を悪くしてでも。
自分の意見をいわなければ、
自分の身は守れません。
本当に欲しいものだって、
自分から主張しなければ、
いつまでも手に入らない。
だから、
この世の「いい子」達よ。
ここぞというときは我慢せず、
思い切って波風を立てろ!!!
いいように扱われるだけでは、
悔しさだけが残ってしまう。
波風を立てででも、
自分の意見を強く主張するのは、
自分を守ることに他ならない!!!
丸くなんて収めるな!!
会社の空気なんてぶち壊せ!!
とにかく波風を立てろ!!
それで失敗してもいい。
トラブルになってもいい。
だって、いままで、
波風を立てたことすらない、
「いい子」だった僕たち。
そんな僕たちには、
波風を立てる経験こそが、
自分を成長される糧になる。
自分を守るためには、
「波風を立てる能力」を、
ちゃんと身につけるしかない。
だから、
「波風を立てる能力」
そんな能力を、
磨いてほしいのです。
これは仕事だけではなく、
あらゆる人間関係の中で、
大切な能力なんです。
家族、友達、それ以外でも、
自分の意見を主張することは、
とても重要な能力です。
もちろん、
波風立てるっていっても、
犯罪になるようなことは、
ダメなんですけどね。
そしてこの、
「波風を立てる能力」。
天職・やりたいこと探しにも、
とても重要な力です。
「好きなことを仕事にする」
「全く違った生き方をする」
「自分で一から仕事を作る」
それは多くの場合、
家族や友達などから、
反対されるかもしれない。
決して悪気があるのではなく、
僕達のことを心配するから、
反対をするのでしょう。
でも、そういうとき、
「人の顔色ばかり見て」
「周りの空気にあわせ」
「トラブルを回避する」
これでは結局、
なにも選べなくなる。
新しい道などへは、
踏み出すことができなくなる。
だから、ときには、
あえてまわりの意見を聞かずに、
自分の意見を尊重すること。
そして、
自分の考えを貫くこと。
それで多少、
波風が立ったとしても、
悔いを残すよりかはマシです。
ときには、
「いい子」の枠を超えて、
自分の意見を主張すること。
自分自身の人生とは、
そうやって創っていくのです。
いまの僕達なら、
きっとそれができるはず。
だって、僕達はもう、
立派な大人なのですからね。
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今回のポイント
★ときには波風を立てろ!!
★自分を主張して人生を作る!!
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■ 編集後記
深夜のジョジョのアニメ。
めっちゃ面白いです。
何度も読んでるのに、
やっぱり面白い。
やれやれだぜ。
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