□「どないせいっちゅーねん!」の天職心理学

今の20代、30代は、

「今の若者は個性がない。

自分らしく夢を持って生きろ!」

と言われて育ってきました。

でも実際に人と違ったことをすると

「常識を考えて行動しろ!」

と言われます。

この二つを、

どちらも同時に行うのは

不可能です。

ここに天職が見つからない秘密があります。

今回は、「どないせいっちゅーねん!」の天職心理学です。


□どうしたらいいの?

子供が悪ふざけをして、高いお皿を割った後、、

「あなたがやったんでしょ??

怒らないから正直に言いなさい!!!」

と、今にも怒りだしそうな顔で言う母親。

それを見て子供は

「絶対、怒るに決まってる!」

と思って、何も言えなくなります。

「困ったことがあったらすぐに相談しなさい」

という上司に、わからないことがあって相談すると

「そんなことぐらい自分で考えろ!」

と言われてしまう。

そういうことがあると、

今後一切、

部下は上司に相談しません。

こういう矛盾する二つのメッセージがあると、

何も行動できなくなります。

これをアメリカの人類学者、グレゴリー・ベイトンソンは

これを「二重拘束(ダブルバインド)」と名づけました。

今の20代、30代は、

「今の若者は個性がない。

自分らしく夢を持って生きろ!」

と言われて育ってきました。

でも実際に人と違ったことをすると

「常識を考えて行動しろ!」

と言われます。

本当に自分らしく夢を追いかけようとすると

「子供みたいなこと言ってないで堅実に生きろ!」

と言われます。

堅実に生きようとすれば、

個性がない、夢がないといわれ、

個性的、夢を持って生きようとすると、

常識がない、子供だと言われる。

まさに「二重拘束(ダブルバインド)」。

これでは今の20代30代が、

自分の生き方に、

自信を持てなくなって当然です。

「二重拘束(ダブルバインド)」

から逃れる方法はただひとつ。

他人の言うことを気にしないことです。

あなたが個性を生かし、

夢を追いかけたいと思うなら、

人になんと言われようと、

自分らしく生きたらいいのです。

それが個性というものです。

あなたが堅実に、

安定志向な人生を送りたいのなら、

世間がいくら夢を持てと言っても、

堅実に生きればいいのです。

それもひとつの個性です。

他人の意見に

とらわれなくなったとき、

本当の自分が見えてきます。

そのときこそ、

素直に自分の進むべき道を

選ぶことが出来るでしょうね。

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今回のポイント

★「二重拘束(ダブルバインド)」に気をつけろ!

★人の意見にとらわれるな!

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