天職を見つけるためのお金の考え方



こんにちは。

カウンセラーの中越です。


天職を見つけて仕事にしたい。

やりたいことを仕事にしたい。


だって、その方がやりがいがあるから。

やりがいある仕事の方が、人生も充実するはず。

誰だってそう思って当然です。



とはいえ、やりがいだけでいいわけじゃない。

やっぱりお金も大事。



好きでやりがいがありそうでも、収入が不安で一歩踏み出せない。

ほとんどの人がそう思って悩みます。



だからこそ、天職とお金の関係を考えるのは、とても大事。

ここに自分なりの方針を持っていないと、迷い続けてしまう。



でも、天職とお金の関係なんて、どう考えたらいいかわからない。

そもそも僕たちは天職やお金について、考え方すら知らないのです。



そこで今回は天職とお金の関係のヒントになる考え方を、紹介します。


そのヒントになると思う考え方は、まず精神科医フランクルの考え方。

そして、神学者ラインホルド・ニーバーの考え方の二つです。



この2つの考え方が、天職とお金の関係を考えるヒントになります。


さて、その2つの考え方とは?


というわけで今回は、

「天職を見つけるためのお金の考え方」

スタートします!!





意味ある仕事だと思えるからがんばれる




天職とお金の関係について、とても大事な2つの考え方があります。



まずは一つめ、フランクルの考え方から。



フランクルは、生きる意味を持つ人ほど、強靱な精神を持つと考えました。

そして生きる意味の見つけ方につて、こんな考え方をしました。



「人間が人生に、

 意味を求めても答えは出ない。



 人間の方こそ人生から、

 意味を問われているのだから」


そういう考え方を作り上げました。



働くこともそれと同じです。

自分にとって働く意味があるから、僕たちはがんばって働ける。



「こんな仕事、意味あるのかな…」。

そう思っていたら、がんばれなくて当然ですよね。




フランクルは精神科医として語り、神様という言葉を使いませんでした。

ただ、その考えの背景には、あきらかに彼の宗教観があります。



「神様」という言葉を使いたくないから、「人生」と置き換えたのでしょう。



僕もカウンセラーとして、あまり神様という言葉は使いたくありません。

カウンセラーの宗教的な発言は、誤解や偏見を招いてしまうかも知れません。



ただ、それでも無理に神という言葉を避けると、伝えたいことが伝わらない。

そもそも天職という言葉には、天から与えられた仕事という意味があります。

神様という言葉を無理に避けては、ここでは不自然になってしまいます。



だからここでは思い切って、神様という言葉を使って伝えたいと思います。



とはいえ、もちろんどこか特定の宗教の神様の話ではありません。

そのあたりは安心して読んでもらって大丈夫です(笑)



さて、そこでみなさんに一つ質問です。

天職とお金の関係について考えるための質問です。




天職の報酬として納得いくものはなにか





もしこの世に神様がいたとして、僕たちに天職を与えていたとする。

では、僕たちが天職を果たす代わりに、神様は報酬としてなにをくれるでしょう?



少し想像してみましょう。




「お前が天職を果たすなら、

 たくさんのお金と名誉を与えよう」



もし神様が、こんな答えをしたら…?



そんな神様はなんだか、うさんくさい神様な気がする。

神様がそんなことをいうなんて、僕にはどうしても想像できません。



それは多くの昔話で、神様のふりをした悪魔の言葉です。

多くの伝統的宗教で、神様は僕たちにお金や名誉でなく、まず試練を与えます。



しかも、どんな昔話の英雄も、なんの成功の保証もないまま、試練が与えられます。

桃太郎だって鬼に必ず勝てる保証など、どこにもなかったはずです。



実在する人物だって同じです。

キング牧師やマザーテレサも、自分が偉人になる保証などなかったはず。

むしろたくさんの批判の中、不安でいっぱいで動き出したはず。



それは聖人に限ることでなく、現代の起業家たちも同じです。



「自分でお店を開きたい?

 そんなことやめておけって…。

 しんどくっても今の仕事で満足しろよ…」



そう批判をされながら、起業や開業へ動き出します。

それは必ず、不安を抱きながらの一歩です。



僕自身も、成功の保証など一つもなく、不安でいっぱいでした。



「カウンセラーなんて、食べていけないわよ。

 今の会社で正社員になれるんでしょ?

 それでいいじゃないの…」



そんな言葉を受けながら、不安でいっぱいで動き出しました。



でも、その試練を受け入れ、立ち向かう決意をし、震えながら一歩踏み出したとき。


その人の人生は、その瞬間に、もうすでに充実しています。


その顔には張りがあり、目は意志を感じさせ、心は熱量に満ちています。

一歩踏み出した瞬間から、顔つきが変わってきます。



それは、勇気があるから一歩踏み出したのではありません。

逆に、一歩踏み出したからこそ、意志や熱量がわいてきたのです。



そのときその瞬間。


その人にとって、もうお金や名誉など、どうでもよくなっています。

そう思えるのは一瞬かもしれないけど、そういう瞬間が確かにあります。



どうなるかわからない。

もちろん、まだ心の中は不安でいっぱい。



でも、自分が正しいと思うことへ、一歩踏み出すことができた。

それは自分自身の誇りとなるからでしょう。



そういう人は死の直前、自分の人生を振り返ったとき、



「ああ…、

 苦労することも多かったけど、いい人生だった」



必ずそう思うことができる。



それは本当に深い深い感情です。

幸福という言葉では足りないほど、深い善の感情です。




もしこの世に神様がいたとして。


天職を果たす報酬として、僕たちになにか与えてくれるなら?



それは決してお金や名誉ではなく、そういう深い善の感情なのでしょう。


それが僕なりの答えです。




熱意を持って働いた結果、お金につながりやすくなる




これが今の僕に考えられる、天職の報酬です。

この感情を味わう人は、生きる意味も得ているはず。

そう考えると、フランクルの考えにも通じているはず。



子供のころいじめられていた人が、パワハラを受けている同僚に声をかけた。

それがパワハラ対策のNPOで働くきっかけになった。

そこには働く意味があり、深い感情があるはず。



絵や音楽が好きな人も、真剣にそれに取り組んでいるとき、深い感情があるはず。



天職の報酬として神様がくれるのは、お金ではなく深い感情でしょう。



そういう充実感があるゆえに、熱心に打ち込むことができる。

その結果として、いい仕事ができるから、お金がついてきやすくなる。



天職とお金の関係は、それくらいにに考えた方がいい。



「天職に就けば、お金持ちになれるはず。

 やりたいことを仕事にしたら、成功できるはず。

 好きなことなら、勝手に体が動き出すはず」



そういう方向性で考えると、あまりうまくいきません。



だって、そう考えてしまうと、


「成功する保証がないなら、天職ではない。

 勝手に体が動かないなら、好きなことでない。

 お金にならないなら、やりたいことではない」。


またこの考えの罠にはまり、一歩も動けなくなります。



どんな天職に就いた人も、不安を抱えたまま一歩踏み出すのが、当然なのです。

もし神様がいたら、まず試練を与えるのが普通なのですから。



もちろん、収入を得ることは大事です。

僕たちは生身の人間ですから、生活費が必要。



「好きなことができれば、お金なんて必要ない」。

そんなに無理して、清貧に生きる必要はない。

僕たちは、聖人でも昔話の英雄でもない。



それらを考え調べることも、最初の一歩なのでしょう。

ある程度は稼ぐ方法をしっかり調べ、考え、実践する。



それはお金に走ってるわけではありません。

いたって正常な現代人の行動です。


好きなことが人の役に立ち、さらにそれでお金をもらえる。

そのお金で、慎ましくとも生活していくことができる。

僕もそれが一番いいと思います。



好きなことがお金になるように、しっかり考えるべき。

そのためにはいろいろ調べて、作戦を練っていくことも大事。

それは健全な努力だと思います。




やりたいことがお金になるため、いま何をすべきか考える





僕たちが人間として社会で生きていく中で、お金はやっぱり必要。



「自分のこの人生に与えられた、好きなことを受け入れる。


 その好きなことで、人の役に立ちたいと思う。
 
 その好きなことで、誰かに喜んでもらいたい。


 その結果として、いくらかのお金をもらい生活する。

 そんな人生なら、慎ましい生活でも人生に満足できる。


 さて、それを実現するために、今の自分に何ができるだろう?」



それを調べて考え、実際に手と足を動かしはじめた瞬間。

その顔には張りがでて、目には意志が灯り、心は熱量に満ちてくる。



そんな顔をしている瞬間を、幸福と呼ぶのかもしれません。

だとしたら、その瞬間に、僕たちはもうすでに、天職に就いているのかもしれません。



逆説的な話になるけれども、


「結果なんて、どうなるかわからない。

 いや、成功するかどうかなんてどうでもいい。


 でも、自分が好きなことを、自分が正しいと思う方法で、納得いくまでやろう。

 人間にはそれしかできないのだから」



そう思って実際に行動に移したとき、人間は心の底から打ち込める。

だから、信念のある良い仕事をすることができる。


そしてそういう仕事は、長く続けられるでしょう。

その結果として、お金がついてくる可能性も高まるでしょう。



おそらく過去の多くの偉人達も、そうだったはずです。



天職だからって、成功が保証されるわけではない。

そもそも今の時代、保証なんてどこにもない。


いや、時代すら関係なく、人生に保証などあるはずない。



だったら、やりたいことを仕事にしよう。

天職と思える仕事をして、充実感を持ち熱心に取り組む。



その結果として、いい仕事をする可能性が高まる。

その結果として、お金につながる可能性が高まってくる。



そんな生き方や働き方が、健全な天職とお金の考え方でしょう。




ニーバーの祈りから天職を考えてみる





天職という言葉には、文字通り神から与えられた仕事という意味があります。



神学者、ラインホルド・ニーバーは、こんな祈りの詩を残しています。



「神よ 


 変えられないものを受け入れる心の静けさと


 変えられるものを変える勇気と


 その両者を見分ける英知をお与えください」



僕たちは自分にどんな人生が与えられ、なにを好きになるのか?

自分自身で選ぶことはできず、静かに受け入れるしかありません。



でも、その人生の中で何をするかは、自分の勇気の問題です。



意味ある活動や好きなことで食べていけるよう、自分で考えて行動する。

そうやって勇気を出して行動すること自体、人生に充実感を生み出します。



自分の好きなことを受け入れることと、勇気を持って行動すること。

そのどちらもが、天職を見つけるためには大切なことです。


さて、あなたの人生に与えられた好きなことは、どんなことですか?

その好きなことを少しでも行動に移すだけで、毎日が充実するはずですよ。



不安なままでいいのです。


勇気があるから、一歩踏み出せるのではありません。


逆に、一歩踏み出したからこそ、意志や熱量がわいてくるのですからね。






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今回のやりたいことの見つけ方ポイント

★天職とお金の関係をまずは考えよう!

★そこに自分の方針がないから迷う!

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■ 編集後記


前回、前々回に続き、

ロゴセラピーのお話しです。


この内容はどうしても、

がっつり、こってりしがち。



心理学の中でも、

深い部分に関わる話です。

少し重く難しい分野です。


どう書けば伝わるのやら、

頭の中で悩んでばかり。


なんとか自分なりの表現を…。

でも間違って書きたくない…。



そう考えてしまって、

6、7回書き直しています。

何十時間もかかってます。


その結果、やたらと長い…。



こだわると長く書いちゃうのは、

自分の悪いクセだと思います。


スマホ、PCで読むには、

読者にとっても大変な長さ。


最後まで読んでくださった方。

本当にありがとうです!


長くなってごめんなさいね~。


仕事帰りの電車の中で、

さらっと読めるのを書きたいな~。