□「松田優作」の天職心理学
今回は松田優作の話です。
そう、ジーパン刑事です。
「なんじゃこりゃ?」です。
彼が映画に出るときの役作りは徹底的で、
なんと自分の奥歯を抜いて、
頬をこけさせることまでやったそうです。
そんな松田優作に、
天職を見つけるためのヒントがあるのです!
ということで今回は「松田優作」の天職心理学です。
□マネをしているうちに本物になる!
松田優作は、
『野獣死すべし』という映画に出る際、
役作りのために自分の奥歯を4本抜いたそうです。
まさに執念の役作り。
『アンタッチャブル』、『ゴットファーザー2』などの、
ロバート・デ・ニーロも執念の役作りで有名です。
ロバート・デ・ニーロは役作りのため、
体重を20キロ増やしたり、頭髪を抜いたりしたそうです。
それからあまりにも徹底した役作りのことを、
「デニーロアプローチ」と呼ぶようになりました。
役者さんが徹底した役作りをして、
登場人物そのものになりきっているとき、
役者さんの日常での性格も変わるのだそうです。
以前、中村玉緒さんが、
亡きご主人、勝新太郎さんのことを、
「役作りのたびに性格が変わっていた」と、
テレビでおっしゃられていました。
発達心理学ではモデリングという理論があり、
人間のの精神的発達は、
周囲の人をマネすることで成長すると考えます。
日本の伝統芸能である能で有名な世阿弥は、
「学ぶとはまねぶことなり。まず形より入れよ。」、
と秘伝書『風姿花伝』の中で言っています。
日本語の「まなぶ」は、
師のマネをするということ、
「まねぶ」がなまって「まなぶ」、
となったのです。
役者さんが徹底した役作りをして、
登場人物そのものになりきっているとき、
役者さんの日常での性格も変わるのだそうです。
そのことは心理学および、
その他の観点から考えても間違いありません。
もしあなたが、
やりたいことを見つけたいのならば、
やりたいことを見つけている人のマネをすることです。
あなたの知っている、
やりたいことを見つけている人は、
普段どんなことをやっているでしょう?
ドラマや小説の登場人物でもかまいません。
その人の特徴的な行動や、口癖は何でしょう?
きっと今のあなたと違うはず。
あなたが「できるはずがない…」という口癖なら、
その人は「やってみなくちゃわからない」と言ってるでしょう。
それをマネし続けること。
それだけであなたの性格は、
やりたいことを見つけられる性格に、
少しずつですが確実に変わります。
性格までマネできなくても、
口癖だけマネすればいいのです。
こころは後からついてきます。
「口癖だけで人生が変わる」
なんて最近よく聞きますが、
その本当の意味は、
マネをするということなのです。
さて、今日からのあなたの口癖は何でしょう?
今回のポイント
★心は後からついてくる!
★口癖だけで人生は変わる!
★メルマガに登録していただくと、このブログの記事が無料でメール配信
天職探しについて相談したい方はこちら