こんにちは。
カウンセラーの中越です。
いまは「婚カツ」がブームです。
僕自身、アラサーなので、
「もうそろそろ婚カツか?」、
なんて思ったりします。
でも、そんな婚カツを見ていて、
若干、疑問に思うことがあります。
実はその婚カツへの疑問が、
やりたいこと探しにおいても、
大きなヒントになっているんです。
さて、その婚カツへの疑問とは?
というわけで今回は、
「婚カツ」の天職心理学です。
□条件だけでは決められない!!
「婚カツ」ってのがブームです。
確かに社会人には出会いって少なく、
家と会社の往復だけでは、
なかなか結婚って難しいなと思います。
そこで婚カツサイトなるものがあって、
希望の異性の条件を入力すると、
その人たちと出会えるのだそうです。
ところが、婚カツサイトに登録しても、
大半の人がすぐに使わなくなるのだとか。
使わなくなる気持ち、僕もよくわかります。
だって、自分の希望の条件に、
ぴったりの人が現れたとしても、
その人を好きになれるかというと、
それはまた別の問題だからです。
「この人とこれから、
一生一緒に歩んでいく…。」
これってかなり大きな決断です。
こんな大きな決断を、
収入や学歴、家事が出来るかどうか、
そんな条件だけでは決めきれません。
やはり結婚となると、
「好き」という感情こそが、
一番大きなポイントになると思います。
人間のモチベーションというのは、
「認知」、「情動」、「欲求」の三つが、
複雑に絡み合って成り立っています。
収入がよくて高学歴、
しかも家事が出来そうな人だから、
結婚したい気持ちになる。
こういうのはモチベーションの、
認知的側面です。
世間体を守りたい承認欲求や、
自分の居場所を確保したい親和欲求、
そこから結婚したい気持ちになる。
こういうのはモチベーションの、
欲求的側面です。
そして、あの人のことが好き、
あの人とずっと一緒にいたい、
だからあの人と結婚したい。
こういうのがモチベーションの、
情動的側面です。
これらの3つの要素が、
バランスよく取れてこそ、
人間のやる気は高まります。
でも、こと結婚においては、
やはり情動、好きという気持ちが、
一番大切だと思います。
だって、
「別に好きじゃないけど、
お金持ちで高学歴で、
家事もできそうだから結婚したい」、
「別に好きじゃないけど、
そろそろ世間体が悪いから、
とりあえずあの人と結婚しておこう」、
これはやっぱりなにか、
しっくりこないものを感じます。
そんな結婚ももちろんあって良いし、
それで幸せになる人もいるのだろうけど、
最初からこれを目指すのはなんか変です。
もちろん結婚には条件も大切ですが、
条件が一番の優先事項になってしまうと、
「この人とこれから、
一生一緒に歩んでいく…。」
やっぱりそんな決断って、
出来ない気がします。
結婚という大きな決断って、
やはりなにか情熱や恋心がないと、
決断できないんじゃないでしょうか。
人間って条件から相手を選び始めると、
条件ばかりが気になってしまって、
自分の気持ちがよくわからなくなります。
収入や学歴などの条件から入るのではなく、
「まずは普通に好きな異性を作ること」、
それが婚カツの早道ではないでしょうか?
婚カツサイトでも実際のところ、
あまり条件にこだわりすぎるのではなく、
普通に恋人を作る気持ちでいったほうが、
うまくいきやすいのだそうです。
「この人とこれから、
一生一緒に歩んでいきたい…。」
それって最後の最後は、
やっぱり感情の問題です。
だからこそ、
好きって気持ちを、
第一優先にして欲しい。
「嫌いな人だけど結婚したい。」
「好きじゃないけど結婚したい。」、
なんてありえないですからね。
でね。
天職・やりたいこと探しも一緒です。
「嫌いだけれどやりたい仕事。」
「好きじゃないけどやりたい仕事。」、
そんなものありえないですよね。
僕たちは仕事について考えるとき、
つい条件ばかり気になってしまいます。
「資格を取ればすぐ就職できるか?」
「収入はどれくらいあるのか?」
「この歳からでもできるかどうか?」
そんなとこばかりに目がいってしまい、
好きかどうかの気持ちは後回し。
だから結局、別に好きじゃないけど、
すぐ就職できて安定した仕事に、
就職してしまいます。
そして結局その仕事についても、
「この仕事もやりたいことじゃなかった…」、
と僕のところに相談にこられる方が、
非常にたくさんおられます。
でもそれってよく考えたら当たり前。
だって元々、好きじゃなかったのですから。
好きじゃないのにやりたいなんて、
根本的にありえないのです。
でも、好きを仕事にしようと考えて、
「好きな仕事で食べていけるのは、
特別な才能がある一部の人だけ…。
いまさら、いい年して私なんかが、
好きなことを仕事にできるわけがない…」
そう思って好きなことから、
つい目をそらしてしまう気持ち、
とてもよくわかります。
小さな子供ならまだしも、
大人になってから夢を追いかけるのって、
すごくリスクが気になってしまいますから。
「リスクなんて気にするな!
やりたいことをとことんやれ!」
そんな言葉で納得できるほど、
普通の人間って強くないですからね。
でも、本当にやりたい仕事。
それはどこまでいっても、
好きという感情、気持ちの問題です。
そしてその好きという感情は、
収入などの不安な条件を考えると、
急に感じることが出来なくなります。
だから、
お金になるかどうかという条件は、
ひとまずおいときましょう。
どんなに実現不可能に思えるような、
子供じみたやってみたいことでいいんです。
良い意味で幼稚園児レベルの脳みそで、
好きなこと、やってみたいと思うこと、
純粋に考えてみませんか?
好きって気持ち、
そこからすべては始まります。
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何をやりたいのかよくわからない??
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今回のポイント
★好きじゃないのにやりたいなんてありえない!
★良い意味で幼稚園児レベルの脳みそで考える!
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『いまの仕事で本当に幸せになれますか』
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■ 編集後記
急に暑くなってきましたね。
でも、クーラーをつけるほどじゃない。
うちでは扇風機が大活躍です!
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