カウンセリングがメインか?講師・セミナーメインか?経営者がメインか?

カウンセリングがメインか?講師・セミナーメインか?経営者がメインか?

カウンセラーの独立開業で、

ちゃんと考えた方がいいこと。



それは、

「メインの業務を何にするか?」

ということです。



同じカウンセラーでも、

いろんなタイプの人がいます。



間違いないようにいいますが、

これらに良い悪いはありません。

どれも必要な要素です。



大きく分けると3つ。




その1,


「面談、電話、メールなどでの、

 カウンセリングがメインの人」



その2,


「講演、セミナーがメインの人」



その3,


「経営者として運営メインの人」




しつこいようですが、

どのタイプも必要なことで、

良い悪いはありません。



ただ、

自分に合うタイプでないと、

うまく続かないと思います。



実際のところ、

僕自身は全部やってみて、

自分に合わないのはやめました。



僕は結果として、

「カウンセリングメイン」

になりました。


(後は文章を書くこと。
でもこれはセミナー、経営者も
絶対に書かなきゃいけない

まあ経営者タイプの場合、
ライターを雇うこともあるかも?)




一つずつ説明します。




その1,「面談、電話、メールなどでの、カウンセリングがメインの人」



説明するまでもないですが、

カウンセリングメインの

カウンセラーです。



独立開業している場合、

実はこれがメインの人は、

珍しかったりします。



僕はこれがメインですが、

自分で言うのもなんですが、

かなり少数派だと思います。



一人一人の相談者さんを、

ゆっくり時間を取って、

カウンセリングをしたい。



カウンセラーになりたいなら、

そう思うのは当たり前。



他の道に進むにしろ、

最初はこれを経験するはず。



まあ、正直、

説明する必要ないですね。



あえて言うなら、


「大金持ちでなくていい。

 質素な生活でもいい。


 それでもやっぱり、

 カウンセラーになりたい」


そういう人向けです。




その2,「カウンセラーとして講演、セミナーがメインの人」



ぶっちゃけいうと、

このタイプが一番多いです。



というか、

ほとんどの人がこれです。



独立開業カウンセラーの、

出世コースとでもいうべきもの。



年収1000万を超えたいのなら、

セミナー講師がいいでしょう。



(面談カウンセリングだけでは、
年収1000万は不可能でしょう。

1回1万円のカウンセリングを、
1000回やるわけです。

めっちゃざっくりした計算で、
1日3件休みなしでやり続けて、
なんとか年収1000万です。

実際には、サイトの更新や事務、
勉強する時間に休みも必要。

超人的な体力がなければ、
とてもできないでしょうね。

カウンセリングよりも、
ずっとセミナー講師の方が、
売り上げになります。)



とはいえ、

別にお金儲けのためでなく、

人前で話すことはとても大事。



わかりやすい心理学の知識、

カウンセラーとしての経験。



それらは一般の人にも、

非常に役に立つものです。



また特定の分野では、

グループワークが非常に有効。



同じ悩みの人が集まり、

健全に意見交換するだけでも、

かなり効果があります。



収入としても、

企業、団体研修があれば、

かなりのものになります。




僕個人としては、

実際にセミナーもやって、


「ああ~、やっぱり僕は、

 カウンセリングがしたいな…」


と初心に返りました。



この辺は性格的なところで、

向き不向きがあるのでしょうね。




その3,「カウンセリング業界で経営や運営がメインの人」



このタイプの人は、

非常に少ないですが、

重要だと思います。



カウンセリングは、

ボランティアではありません。



正当な仕事として、

対価をもらって当然です。



だから経営や運営も必要。



僕のように個人事業主だと、

どうしてもこの辺が甘く、


「お金にならないけれど、

 まあ、いいか~」


となりがちです。



実際のところ、

相談者さんを目の前にすると、

ついこうなっちゃいます。



これをやりすぎると、

カウンセラーの燃え尽き、

疲労困憊、貧乏暇なし。


これは経営の下手さでしょう。

少なくとも僕自身はそうです。



だから、

経営とカウンセリングは、

分けた方がいいと思います。



結局、潰れてしまうと、

相談者さんにも迷惑になる。



それなりにちゃんと運営し、

潰れないように計画する。



潰れないためには、

大きくすることが大事です。



大きな組織になれば、

カウンセラーを雇うという、

雇用も生み出します。



カウンセラーの求人がないのは、

カウンセリング業界には、

有能な経営者がいないからです。



革命的経営者が、

カウンセリング業界にいれば、

カウンセラーの雇用があるはず。



ちゃんと経営して利益を出す。



それは結果として、

カウンセラーも相談者さんも、

守ることにつながります。



(ただ、現場を知ってることは、
非常に重要だと思います。
他の業界とずいぶん違いますから)




僕自身の場合は、

あくまで個人事業主、

小さな自営業者です。



自分がカウンセリングをして、

食べていければいいという感じ。



それ以上は経営者として、

やっていくタイプじゃない。

長年やってそう感じてます。




まとめ 自分はどのタイプのカウンセラーか考えて、試行錯誤する。



同じカウンセラーでも、


「カウンセリングがメイン」、

「講師、セミナーがメイン」、

「経営や運営がメイン」、


いろんなタイプがあります。


どれも良い悪いはなく、

あくまで立場、役割が違うだけ。



「どれが自分に向いているのか?」



正直なところ、

やってみないとわからない。

そういう部分が大きいです。



僕自身もどれもやって、

落ち着くところに落ちついた。

そんな感じがします。



それでも、

なんとなく漠然とでいいから、

「自分はどのタイプだろう?」、

それを意識するのは大事です。



それによって活動のしかた、

勉強する内容、人脈の作り方。

どんなサイトを作るのか。

全て変わってきます。



ある程度でいいですから、

自分がどのタイプ考えながら、

独立開業を計画しましょう。



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