カウンセリング料金は安くても高くてもダメ
無料で経験を積んだ後、
頭を悩ませることが、
「カウンセリング料金って、
いくらに設定したらいいの?」
ということです。
カウンセラーになりたい。
そんな相談者さんのうち、
約半数近くがこれを質問します。
カウンセリング料金の相場、
そこから考えるのも一つです。
でも、それよりも大事なのは、
「自分がしんどくならない料金」
に設定をすることです。
カウンセリングの料金は、
高すぎても安すぎても、
自分がしんどくなります。
安すぎてダメなケース
まずは、
安すぎてしんどくなる。
その理由を説明します。
カウンセリングというのは、
思ってるより時間がかかります。
僕の場合、1回50分ですが、
多少、延長しても追加料金は、
とらない方針でやってます。
(取る人もいますし、
取っていいと思います)
特に初回の人の場合、
かなり緊張しておられるので、
多少、延長するものです。
またカウンセリングの後、
メールで近況報告、簡単な相談、
様々なやりとりが発生します。
特に精神的に追い詰められてる、
かなり辛い状況におられる場合、
こちらの返信も慎重になります。
本当に深刻に悩んでる人から、
2000字以上のメールが来る。
そんなこともあります。
(あまりの字数、回数が多い場合、
面談、電話カウンセリングを勧めます。
そうしないと自分が潰れます。)
もちろん相談メールだけでなく、
うれしい報告メールもあります。
僕の場合だと、
「ちゃんと一歩踏み出した!」
「もう一度夢に向き合えた!」
「好きを仕事にできました!」
そんなうれしいメールも、
もちろん送ってくれます。
そういうメールに対して、
いい加減な返事できませんよね。
当然、返信に時間がかかります。
おそらく、
カウンセラーになりたい人は、
丁寧に返事すると思います。
メールだけではありません。
実際にやってわかったのは、
1回カウンセリングをすると、
いろんな雑務が生まれます。
カウンセリング時間は50分でも、
実際には一件あたり3~4時間かかる。
そういうこともあるんです。
(他ページでもお話ししましたが、
経費をつけたりサイトを作り込んだり、
カウンセリング以外の仕事も多い!)
そうなってくると、
いくらカウンセリングが好きで、
やりがいを感じていたとしても、
安すぎるとしんどくなります。
ボランティアならともかく、
仕事にしたい人であれば、
安すぎるとしんどくなります。
自分がしんどくなってくると、
よいカウンセリングも出来ない。
カウンセラーで独立するなら、
薄利多売では身が持ちません。
カウンセラーが疲労困憊では、
相談者さんにも迷惑です。
だから、
安すぎるとダメなんです。
高すぎてダメなケース
では次に、
高すぎてしんどい理由です。
よく料金を高く設定したほうが、
それだけでブランディングになる。
そうおっしゃる人がいます。
経営戦略だけ考えれば、
それは正しいかもしれません。
でも、最初のうちは、
これはあまりオススメしません。
なぜなら、
単純に高く設定すると、
その分プレッシャーも強いです。
相談者さんからの期待も、
もちろん強くなってきます。
なにより、
最初は誰でも自信がなく、
1000円もらうのも緊張します。
料金を高く設定しすぎると、
相談者さんからの期待と、
自分の自信のなさで自滅する。
だから高すぎてもダメです。
自分がしんどくない料金を段階的に
安すぎず、高すぎずに、
自分がしんどくならない料金。
まずはそこから考えましょう。
最初は無料から始めてみて、
しんどいなと感じるようなら、
少しずつ料金を上げていく。
無料から3000円へ。
5000円から10,000円へ。
自分の自信と周囲からの期待、
それに対して無理のない料金。
それがいいと思います。
僕自身はそうしてきました。
ただ、
安すぎるケースと高すぎるケース。
どちらが多いかと言われたら、
安すぎるケースが多いです。
これも理由は単純で
どうしても勇気がないために、
安く設定しがちだからです。
そして忙殺されてしまい、
しんどくなってしまったり、
新しいプランを練れなくなる。
(僕自身もそうでした)
どのような仕事であっても、
数年に一回くらいのペースで、
サイトのリニューアルや、
新しい事業展開は必要です。
(サイトリニューアルは数年に一回、
絶対に必要になります。)
そのときに安すぎる人の場合、
時間がとれずに自滅します。
正直、料金設定は難しいです。
本当に頭を悩ませます。
でも、
「自分がしんどくない料金」。
それを軸にして、
ちゃんと考えてみて下さい。
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