カウンセラーの専門分野は怪しくていい


カウンセラーにとって、

専門分野を決めるのは大事です。



そして専門分野は、

自分の経験から考えること。



本当に興味があることを、

自分の専門分野にすること。

それが大事だとお話ししました。



※こちらの記事を参照ください。
まずは自分のカウンセリングの専門分野を決めよう!!
僕自身はどうやって専門分野を決めたのか
自分の学びのためにも専門分野を決める




ただ、専門分野を決めるときに、

よく相談されることがあります。




それは、


「私の場合、

 浮気のトラウマが専門で、

 やってみたいと思うんです。


 それって、
 
 怪しくないでしょうか…?」


という相談です。



本気で突き詰めると、

どうしても狭い分野になり、

怪しさがでたりします。




実は僕自身も、


「やりたいこと探し専門で、

 カウンセリングをしてみよう」


「サイトの名前は、

 天職探し心理学にしよう」



そう決めたときに、


「なんだか怪しいって、

 人から思われないかな…」


とすごく心配しました。



そしてその心配は的中。



昔の知り合いに会ったときに、

自分の名刺を見せたら、


「なんだか、

 怪しいことやってんな。

 うさんくさいよ」


といわれたことがあり、

ものすごくショックでした。



それからというもの、

怪しくない名前にしようと、

本当にいろいろ考えました。



たとえば、

「日本○○キャリア協会」。



そんなふうに、

しっかりした名前の方が、

怪しく思われないかな…。



そんな気がして、

名前を変えようかなと、

本気で何度か思いました。



ところが、

名前を変えようとすると、

急にしっくりきません。



「日本○○キャリア協会」では、

しっかりした団体に見えるけど、

僕の顔が見えないのです。



「顔が見える」というのは、

カウンセラーにとっては、

すごく重要なポイントです。



相談者さんからすれば、


「どんなカウンセラーが、

 どんな想いを持って、

 カウンセリングするのか?」


ここが一番重要です。




相談者さんが最後の最後、

カウンセラーを選ぶ基準は、


「どんなカウンセラーか?」


やはりそこです。



そうなると、

「自分の想い」が、

ちゃんと反映された名前。



それがしっかりと、

相談者さんに伝わることが大事。




僕自身の場合は、


「仕事が辛くて辛くて、

 どうしょうもなかった。


 でも、

 やりたい仕事がわからず、

 毎日、泣きそうだった。



 昔の自分と同じように、

 やりたいこともわからず、

 仕事が辛くて泣きそうな人。


 そういう人のために、

 カウンセリングをしたい。



 だから、

 天職探し心理学なんです」



この方が、

絶対に想いが伝わる。



「日本○○キャリア協会」では、

しっかりしてると伝わっても、

僕の想いは伝わりません。



そして想いが伝わらないと、

もちろん相談者さんも来ない。




「昔の彼氏に浮気をされて、

 ずっとトラウマになっている。

 恋愛するのが怖くなった。



 同じように悩む人のため、

 浮気トラウマ専門で、

 カウンセラーになりたい。」



これならきっと、

相談者さんに想いが伝わる。



同じ悩みの相談者さんが、

安心して来やすくなる。



カウンセラーにとって、

一番、大事なことは、

相談者さんが安心できること。



かっこいい名前よりも、

相談者さんが安心する方が、

僕たちには大事なことのはず。




外野の人たちは、

怪しいとかうさんくさいとか、

勝手なことをいいます。



そういう人の言葉で、

ショックを受けることもある。



でも、本当に悩んでいる人。



そういう人たちのために、

僕たちカウンセラーは、

存在しています。



「怪しい、うさんくさいと、

 人から思われるのが怖い…」

その気持ちはよくわかります。



でも、

僕個人の意見としては、


「本当に悩んでいる人に、

 僕たちの想いを伝えること。


 それが一番、

 相談者さんにとっての、

 安心材料になる」


その方が結果的に、

相談者さんも僕たちも、

どちらもハッピーですよ。



キッチリした名前でも、

何も伝わらなければ、

意味ありませんからね。


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