カウンセラー独立開業のための超基礎の基礎ーまずはこれを覚えよう!

カウンセラー独立開業のための超基礎の基礎ーまずはこれを覚えよう!

目次



カウンセラーが独立開業するための超基礎的考え



こんにちは。カウンセラーの中越です。



カウンセラーの独立開業で、「これだけは、絶対に覚えておくべき考え方!」。


僕は自信を持ってそういえる中心哲学が、一つだけあります。


カウンセラーが独立開業をするとき、いろんな迷いや不安が出てきます。


・サイトになにを書いたらいいんだろう?

・どんな資格を取ったらいいんだろうか?

・カウンセリングルームの場所はどこがいいのか?

・ブログやメルマガの更新はどうしたらいいの?

・顔写真を出すべきなんだろうか?



でも、この超基礎である中心哲学に沿って考えれば、大抵の問題は解決します。

※事務的なことやHP作成ソフトの使い方は除く




カウンセラー独立開業でこの超基礎を忘れるな


それは非常にシンプルで、簡単な考え方です。



そして、僕がなんとか食べてこれたのは、これを守っているからです。


それでもまだまだで、改善の余地は山ほどあります。

この超基礎の中心哲学で考えれば、改善点などいくらでも思い浮かびます。



この一つの中心哲学を守れば、たとえ時間がかかっても、必ず相談者さんが来る。

僕は今でもそう信じています。




その中心哲学とは、

「カウンセリングに来る前から、実はカウンセリングは始まっている」
たったこれだけのことです。



でも、多くのカウンセラーは、これをできていません。

繰り返すけれども、僕自身もまだまだできていません。

改善の余地などいくらでもあって、他人のことはいえません。



もう少し具体的に書くと、


「相談者さんが、予約をする前の状態。

 そのときの精神状態を、ちゃんと考えてあげること」


これが一番大事です。





「悩んで苦しんで、夜もベッドの中で眠れず、頭の中が堂々めぐり…。


 誰かに相談をしたい。

 少しでも楽になりたい。


 針の先ほどでいいから、希望の光が欲しい。


 カウンセリングを受けたら、少しは希望が見えるかな…。


 
 でも、カウンセリングなんて、初めて受けるし…。


 そもそもこのカウンセラー、本当に信用できるのかな?


 カウンセリングは、相性が大事って聞くけど、自分と相性いいのかな…」



本当に悩んでる相談者さんは、みんなこう思っています。




どんな相談者さんでも、初めてカウンセリングに来るのはとても緊張する




みなさんは、自分自身がカウンセリングを受けたことがありますか?



もし受けたことがないのであれば、早く受けに行った方がいいです。

それも練習ではなく、ガチの悩みを相談しにいった方がいいです。



その経験があるかないかで、この中心哲学を使えるかどうかが変わります。



相談に来られる方達は、どんな方であっても、とても緊張してこられます。


それを自信を持っていえるのは、僕自身もそうだったからです。




僕自身がまだ、毎週、カウンセリングの講座に通っていたころ。



「せっかくカウンセリングを勉強しているのだから、一度は自分自身もカウンセリングを受けたい。

 それも練習ではなく、ガチのカウンセリングを受けてみたい…」



ずっとそう思ってました。



でも、僕は、なかなかカウンセリングの予約を、取りませんでした。



理由はとてもシンプル。


「初めてのカウンセリングは、とても不安で緊張する…」


たったそれだけのことでした。



カウンセリングを学んでいても、初めてカウンセリングを受けるのは、とても緊張するものです。



それを考えると、一般の人はもっと不安で当然。

めちゃくちゃ緊張して当然。



不安で緊張のあまり、予約しなくなって当然です。


それを少しでも、和らげてあげることを考える。



実はそれが、僕たちカウンセラーにとって、第一の仕事になります。



とにかく相談者さんが、なるべく不安を感じないように、カウンセリングに来やすい状況を、ちゃんと作ってあげる。



これが本当に大事。



だから、カウンセラーが独立開業する場合、超基礎となる中心哲学は、


「カウンセリングに来る前から、実はカウンセリングは始まっている」


この一言なのです。




決してカウンセラーの安易な集客テクニックではない




これは安易な集客テクニックでなく、基本的な考え方です。

そして不安でいっぱいの相談者さんへの、思いやりの気持ちでもあります。



「日本では文化として、カウンセリングが根付いていない…。

 だからカウンセラーが独立しても食べていけない…」。



それも一つの真実だと思います。



でも、

「カウンセリングルームに来る前の相談者さんの気持ち」

それをしっかり考えてこなかったのも、僕たちカウンセラーの反省点。



「カウンセリングルームに来たあと、どのように対応するべきか?」


それはいろんなところで教えてもらえます。



でも、

「カウンセリングルームに来る前の相談者さんの気持ちを考え、その不安をどうすれば少しでも減らせるのか?」



そこにはまだまだ、光が当たっていなかったように思います。




なので、

「カウンセリングに来る前から、実はカウンセリングは始まっている」


これを根本から考えていくことは、自分が集客できるだけではなく、カウンセリング業界全体をよくしていくはず。


僕自身はそう考えています。




カウンセリングに来る前の不安を考えてあげれば、必ず集客の答えは出る



さて、カウンセラーが独立開業するときの不安点。

これはこの中心哲学に沿って考えれば、自然と答えは出ます。




・サイトになにを書いたらいいんだろう?


初めてのカウンセリングを不安に思ってる人が、少しでも安心できるように書く。

自分自身が本当に悩み、誰にも相談できなかったことを相談しにいく。

それは不安で不安で当たり前。



そのときどんなことが書いてあれば、少しでもその不安を少なくできるか。

それを考えると、コラムやプロフィールを充実させるのは当然ですよね。


事例や感想だってたくさんあった方がいい。


それがあるだけで、「自分と同じような人も相談に来てるのか…。それならちょっと安心して、相談に行けるかも…」と思えますからね。




・どんな資格を取ったらいいんだろうか?


この問題について悩んでいる相談者さんからして、どんな資格を持っていたら安心できるか。そこをしっかり考えてあげて、資格を取ればいい。

僕自身は働く人のカウンセリングなので、産業カウンセラーを取りました。

でも、子育てに悩むお母さんのためのカウンセリングなら、幼児心理の資格の方がいいかもしれません。


心理の専門家から見て難しい資格であることも、大事なことかもしれません。

それだけしっかり勉強して、知識があるということですからね。


でも、自分が力になってあげたい分野の相談者さんの目線で考えたとき、どんな資格だと安心できるのか?

それはまた違ったものになってくるはずです。




・カウンセリングルームの場所はどこがいいのか?


カウンセリングは広まってきたとはいえ、やっぱりカウンセリングルームに入るところは、人に見られたくないと思って当然。


「カウンセリングルームに入るとき、人に見られたら嫌だな…」。

そういう相談者さんの気持ちをくみ取ってあげれば、自然と場所も決まってきます。


カウンセラーが独立開業するとき、できるかぎり相談者さんの不安を和らげられる場所にする。

たったそれだけのことでいいんです。




・ブログやメルマガの更新はどうしたらいいの?


更新をしていないブログだと、相談者さんは不安で予約を取れないですよね。

特に毎週更新、毎月更新と書いているのに、更新していないと不安になって当然。

一定の期間ごとにしっかりと更新をしている方が、相談者さんは安心して当然です。




・顔写真を出すべきなんだろうか?


全く知らない人に相談をするのは、誰だって不安で当然です。

これは自分が相談者さんになって考えれば、あまりに当たり前のこと。


顔写真があるだけで、少なくともイメージは湧くはずです。

顔写真を出すことに抵抗があれば、せめて似顔絵等でものせておく。

それだけでもイメージができます。



こんなふうにカウンセラーが独立開業の不安点は、相談者さんの不安点を解消してあげれば、自然と解決していきます。



これってカウンセラーだけでなく、どんな仕事でも同じこと。

お客さんの立場に立って考えれば、どこを改善すべきかはよくわかります。




カウンセラーが独立開業で迷ったらこの中心哲学に戻って考える



ここに書いた以外にも、カウンセラーが独立開業しようと思うと、いくらでも不安や迷いは出てきます。


それは食べていけるようになったあと、どれだけ経験を積んでも出てきます。



そのときに立ち戻るべき考え方は、

「カウンセリングに来る前から、実はカウンセリングは始まっている」。



つまり、カウンセリングルームに来る前に、相談者さんはどんな不安を抱いていて、どうすればそれを少しでも減らしてあげられるか。


この相談者さん目線に立ち戻って考えれば、自然と答えは出てきます。



もちろん、カウンセラー側にもキャパシティがあり、無理なことはしない方がいいです。


「24時間、いつでも電話問い合わせにでます!」

「メールでの問い合わせに何回でもお答えします!」


そんなことをすると、あきらかにカウンセラーが体を壊します。

相談者さんの目線で考えるといっても、自分が無理ない程度でいいんです。



僕自身だって、偉そうなことはいえません。

相談者さん目線で見れば、できていないことだらけですから。



ただ、カウンセラーが独立開業で迷いや不安が出てきたら、超基礎の中心哲学に立ち戻る。



「カウンセリングに来る前から、実はカウンセリングは始まっている」。

この原点に戻ってみて下さい。



初めてカウンセリングにいくとき、相談者さんがどのような不安な気持ちでいるのか?


それを考えてあげると、カウンセラーが独立開業するときの不安も、一緒に解決していくはずですよ。




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