カウンセラーが、
セミナーをする意味。
それは利益目的だけでは、
決してないと思います。
一般の人に役立つ心理学を、
わかりやすく伝えていく。
それって本当に大事。
例えばですが、
「悩めるママさんへの
子育て心理学講座」
こういう心理学講座で、
心が楽になるというのは、
実際によくあることです。
セミナー、講座を通じて、
「ああ、
私だけが悪いんじゃない。
みんな同じように悩むんだ」
「こういう考え方をすれば、
少し楽に子育てできるわ」
そういうことを伝える。
それは本当に大事です。
一般の人に対して、
児童心理の専門書を読むのは、
ちょっと無理がありますから。
働く人対象だと、
「パワハラ対策講座」
「メンタルヘルス対策」
「コミュニケーション講座」
これもカウンセラーの役割。
一般の人にとって、
難しい心理学の本を読むのは、
やっぱり現実的ではない。
だから、
わかりやすくおもしろく、
日常に役立つ心理学を教える。
それもカウンセラーにとって、
大事な役割だと思います。
1対1のカウンセリングも大事。
でも、
心理学を日常に役立つよう、
わかりやすくお伝えるのも大事。
非常にシンプルに、
それが僕たちカウンセラーが、
セミナーをやる意味です。
(僕自身は、
日本メンタルヘルス協会で、
これの重要性に気づいた)
□見込み客集めじゃない
よくコンサルタントさんは、
「見込み客集めにセミナーを」、
そんなことをいいます。
つまり営業のツールとして、
セミナーを開いているのです。
でも、それはあくまで、
コンサルタントさんの場合です。
(税理士、弁護士等も、
そういうやり方でいいと思う
これらの仕事は、
コンサルタントに近いです。
たとえばですが、
遺産相続どうしようかな?
遺産相続セミナーに行こう。
せっかくだから講師の先生に、
相続の手続きお願いしよう。
そんな流れになってるのです。
セミナーという、
大変な労力の必要なことを、
営業のツールにできるのは、
単価が高い商売だからです。
弁護士、税理士さんの場合、
書類を数枚作ってもらうだけで、
何十、何百万となることも。
こういう単価の商売なら、
セミナー受講生の一人か二人、
その後お客さんになれば、
十分な営業になるわけです!
経営コンサルタントも、
基本的にこれと同じです。
彼らはこれを、
フロントエンド商品、
バックエンド商品と呼びます。
そういう考え方自体が、
カウンセラーに合わないです)
でも、カウンセラーの場合、
このやり方はダメだと思う。
だって考えてみてください。
「悩めるママさんへの
子育て心理学講座」
に自分が参加したとする。
するとその講座の最後に、
「本気で子育てに悩んでるなら、
年間カウンセリングコースを…」
と営業をしたとします。
なかには後半30分くらい、
営業トークをする人がいます。
これでは受講生さんにとって、
「え?この講座って、
勧誘目的だったのか…」
とがっかりされます。
というよりも、
なんだかインチキ臭いと、
反感すらかってしまう。
(これが資格団体の
体験講座とかなら問題ない。
誰だって一度体験してから、
資格を取るか考えたいから。
でも営業トークばかりでは、
カウンセラーとしてなんか変)
だから、こういうやり方は、
カウンセラーはやるべきでない。
あくまで受講生さんに、
日常で役に立つ心理学を、
わかりやすくお伝えする。
ちゃんとそれを目的にする。
そして結果として、
相談に来てくれる人がいたら、
それはラッキーだよね。
その程度に考えておく。
それくらいがちょうど良い。
もちろんセミナーの最後に、
ほんの数分、チラシを配ったり、
カウンセリングの案内をする。
それは全然OKです。
でも、
「最初から営業目的で、
見込み客集めにセミナー」
それはやめた方がいいです。
「え?この講座って、
勧誘目的だったのか…」
せっかくセミナーをして、
そんな反感を買ってしまうと、
きっと後味悪いはず。
カウンセラーになりたい人って、
「そこまでして集客するの…?」、
そういう感覚の人が多いです。
なにしろ、
カウンセラーになりたい人は、
「心理学が好きで、
少しでも人の役に立ちたい」
そう思って勉強しはじめる人が、
ほとんどですからね。
無理をしてまでの、
集客目当てのセミナーは、
自分の心がよどむだけです。
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